まるまるの宝箱

落ち着きのない40代のおばちゃんの日々、そして得たもの

田舎暮らしのハンデ(良いところもあるんだけどね)

こんにちは、私が地元に戻ってきて4年経ちました。

 

地元のど田舎で育ち、高校を出てからはずーっとあちらこちらの街で暮らしてきて、地元に戻ってきたわけですが。

 

そしたら、田舎暮らしと街暮らしの違いをすごーく実感するんです。

 

元々、田舎で育ったので、順応はできるんですが、それでもやはり田舎に住む事で、いろんな方面でハンデは出てきますね〜。

仕方のない事ではありますが…

 

「田舎暮らし」というとすごく響きは良いし、憧れる人もいると思いますが…

実際のところをお伝えしたいと思います。

 

今回は田舎暮らしで何のハンデがあるのか…

をまとめてみる事にしました。

 

ここは電車も通ってなく、バスも本数が少ないので、車を持つ事が必須です。

最寄りの駅まで車で1時間です(笑)

 

そして、スーパーは車で15分の所にあるものの、その他の、一般的に普段使いにあたるようなお店だと、

 

 🚗🚙🚗🚙  最寄りの  🚗🚙🚗🚙

*ほっともっとまで車で30分

            (家に着いた時には冷めてます 笑)

*auまで車で30分

*ファミレス(ジョイフル)まで車で40分

ダイソーまで、車で1時間

TSUTAYAまで、車で1時間

*イオンショッピングモールまで車で1時間半

ドンキホーテまで車で1時間半

 

用事を済ませるのに、車の運転にほとんどの時間を費やさなければならないのです。

これが街に住んでれば、例えば、チャリでピャーッとダイソー行って、TSUTAYAに寄って、ファミレスでご飯食べよっ。てな具合に、田舎の人が車を運転中の間に用事が済んでしまうわけですね〜。

 

つまり、時間のハンデ大きいのです。

この前まで街に住んでいて、しかもせっかちな私はこの差にウ〜ンと思うわけですよ。

でもこれが田舎では当たり前なんですねー。

 

次に子供の視点から考えてみます。

 

田舎は子供は少ないです。そのかわりに先生達の目は行き届いてます。

小学校は学校までの距離がある子達はスクールバスがあります。

自然が豊かで川で魚釣りなんかして遊ぶ事もできます。

そういう点では恵まれていますねー。

 

でも、ノートが買いたい、友達の家に遊びに行きたい…チャリで行ける距離じゃない場合、車の運転ができない子供は、大人に連れて行ってもらうしかないんです。

 

「自分で」という事がなかなかできない環境なんです。

 

中学生になって部活に入りました。試合があります。電車がないので、やっぱり現地まで大人に連れて行ってもらうしかないのです。

 

これが、街に住んでいた場合、子供は自分の目的のために、例えば、事故に遭わないように、不審者に会ったら?、バスの時間は?どの駅で降りるか?など自分の頭でいろいろ考えて目的地まで行くわけですよね。

 

交通手段がなく大人に車で送ってもらうって事は、(悪い言い方ですみませんが😔)子供はボーッとしててもいつのまにか目的地に着いちゃうんですよ。

 

つまり自己防衛の為の注意力や知恵、社会慣れの面で自立へのハンデがあると思うんです。

いづれ追いつく事ではありますが。

 

送り迎えをしないといけない親も大変です(笑)

 

そして中3になり、高校受験となると、チャリで通える高校が一校で、普通科しかないので、

あーなりたい、こーなりたい、すでに目的を持ってる、夢と希望に満ちた子供達は、この田舎から出る事を考えなければなりません。

 

 🚗🚙🚗🚙  最寄りの  🚗🚙🚗🚙

*農業高校まで、本数の少ないバスor車で30分

*工業高校まで、車で1時間半(入寮か下宿が必須)

*商業高校まで、車で1時間(入寮か下宿が必須)

進学校まで、車で1時間半(入寮か下宿が必須)

看護学科まで、車で1時間(入寮か下宿が必須)

 

今まで、周りの大人達に温かく見守られ、何をするのにも大人と一緒という状況から一変するわけですから、街で暮らす事に慣れている子供に比べると、田舎で暮らしてきた子供は不安とストレスも大きいと思います。

 

ほんとは〜方面に進みたいんだけど、やっぱり地元の高校でいいやって子も出てきます。

 

電車の乗り方がわからない、SuicaPASMOの作り方や使い方がわからない、駅やバス停で並び方がわからない、慣れない土地で周りは他人ばかり。

体と頭脳は中3レベルでも社会慣れの面では小学生レベルからのスタートです。

 

でも、どうかへこたれないで、自分の夢に向かって頑張れー!と思うばかりです。

 

考えてたらそーいえば〜と、あれこれ思う事が出てきてしまって長くなりそうなんで、また次回このテーマの続きを書こうと思います。